最近、ギルトフリーという言葉をよく耳にします。
何となく身体に良さそうな印象はありますが、実際どんな特徴があって注目されているのでしょうか。
おすすめのギルトフリースイーツも紹介しますので、美容や健康を意識しているのにスイーツがやめられない!スイーツが大好き!という方は参考にしてみてください。
Contents
ギルトフリーとは?
ダイエットや糖質制限をしているときほど、甘いものが食べたくなってしまうという方も多いのではないでしょうか。
ダイエット中に甘いものを食べてしまうと、余計に罪悪感を感じてしまいます。
そんな方におすすめなのが、ギルトフリースイーツです。
ギルトフリーとは「罪悪感が無い」という意味です。
ギルトフリーが人気のわけ
多くの人は、カロリーの高いスイーツを食べるとき、罪悪感を感じてしまうのではないでしょうか。
とはいえ、本音はカロリーや糖質などを気にせず食べたい人がほとんどだと思います。
そんな葛藤を解消してくれる、ギルトフリースイーツの人気が急上昇しているのです。
ここでは、ギルトフリースイーツについて詳しく説明し、具体的におすすめなスイーツも紹介します。
ギルトフリースイーツの定義
「ギルトフリー(罪悪感が無い)」とは、具体的にどういうものを指すのでしょうか。
ここでは4つの要素に整理してご説明します。
低カロリー
摂取カロリーを抑える方法として、日々の運動や筋トレ、食事制限などが挙げられます。
人によっては毎日のカロリー摂取量と消費量を計算して記録を取り、摂取量が上回らないよう厳密に管理している方も多いと思います。
そんな方にとって、低カロリーなスイーツは嬉しいはずです。
低糖質
生活習慣病の予防や、身体のパフォーマンス向上、肥満防止のために糖質制限をしている方におすすめです。
寒天やナッツ類、おから、カカオ率の高いチョコレートなどは低糖質な食品として、好んで取り入れられています。
グルテンフリー
グルテンとは、小麦や大麦などの麦類に含まれるたんぱく質です。
グルテンは、スイーツの粘り気を出すためによく使われる成分ですが、分解されにくく体内に長く残ることがあります。
それが原因で腸内で炎症を起こし、栄養の吸収を阻害するなど、様々な体調不良の原因になると言われています。
こうしたグルテンの影響を避けるために、小麦粉の代わりとしてグルテンフリーと呼ばれる米粉や大豆粉などがあります。
自然の食材を使用
環境破壊をして作られた食材を摂ることに、罪悪感を感じる人が増えています。
国連が定めた持続可能な開発目標「SDGs」は、学生から社会人に至るまで広く教養として知られるようになり、スイーツを選ぶときのポイントとして意識されるようになっているようです。
ギルトフリーは身体の健康だけでなく、自然環境への影響も含めた用語となっているのです。
スーパーやコンビニでも買えるギルトフリーのおやつ
ギルトフリースイーツと聞くと、特別なものというイメージが強いかもしれませんが、実はスーパーやコンビニにも売っています。
量販店で扱うほど、需要が高まっている証拠です。
種類もたくさんありますが、ここでは「ヨーグルト」「ビスケット」「ナッツ」「チョコレート」「スナック」の5種類から代表的なものを選びました。
スーパーやコンビニに立ち寄る際は、ぜひ探してみてください!
ダノンギリシャヨーグルト「オイコスプレーン」
オイコスは脂質ゼロな上に砂糖不使用、おまけに高たんぱく質なヨーグルト。
成分を見ると、もはやプロテインですが、とても美味しく食べられます。
「高たんぱくってギルトフリーではないのでは?」と思う方もいるかもしれません。
しかし、たんぱく質は筋肉の素になる成分であり、最近の日本人は摂取量が著しく減っているようです。
摂取することにより健康な身体づくりに繋がります。
値段:160円~(販売店により値段は多少異なります)
(参考:オイコスHP https://www.danone.co.jp/oikos/)
森永製菓「マクロビ派ビスケット」
「試しに食べてみたらやみつきになってしまった」という方も多いおやつです。
ひまわりの種、かぼちゃの種、アーモンド、くるみ、オーガニックなココアパウダーを使用しています。
朝食の代用としても食べられるほど栄養価も高く、忙しくて朝食がおろそかになりがちな方にもおすすめです。
しかも香料や乳化剤、マーガリン、ショートニング、動物性素材を使用していないため、まさにギルトフリーなおやつと言えます。
値段:390円~(販売店により値段は多少異なります)
(参考:マクロビ派ビスケットHP https://www.morinaga.co.jp/macrobiha/)
マースジャパン「BE-KIND」
通称「ナッツバー」。
ナッツがふんだんに詰め込まれていて、栄養価が高く、食物繊維もたっぷりのおやつです。
人工甘味料や着色料不使用なので安心。
大きなナッツが入っているので、食べていて噛み応えがあり、一本食べるだけでも相当な満足感があります。
種類によりますが、ほとんどは糖質が10g以下というのも嬉しポイントです。
値段:220円~(販売店により値段は多少異なります)
(参考:BE-KIND HP https://jp.bekindsnacks.com/ja)
トム&ルーク「スナックボールチョコレート」
白砂糖不使用、グルテンフリー、動物性素材不使用のチョコレートです。
甘味料にはデーツ(ナツメヤシのシロップ)を使っており、砂糖無しでも驚くほどまろやかな甘さがあります。
アーモンドが主原料なので、歯ごたえと食べ応えもあります。
2021年からコンビニで取り扱われはじめましたが、人気のようで今後も広がりそうです。
値段:183円~(販売店により値段は多少異なります)
(参考:Cookie Time HP https://www.cookietime.co.jp/pages/tom-luke)
カンロ「プチポリ納豆スナック」
納豆をフリーズドライして作られた、納豆スナックです。
大豆イソフラボン、食物繊維を手軽においしく摂ることができます。
小粒なので好きな量をおやつとして食べられますが、ついつい食べ過ぎてしまわないよう要注意です。
値段:140円~(販売店により値段は多少異なります)
(参考:カンロ HP https://www.kanro.co.jp/product/detail/id=703)
お取り寄せできるおすすめギルトフリースイーツ
コンビニなど量販店で買えるギルトフリーなおやつは美味しいですが、全てが地球環境に配慮されているわけではありません。
お取り寄せや取扱店が少ないスイーツは、小ロット生産で地球環境への配慮にかなりこだわりを持っています。
ぜひ、地球環境にやさしい食材をふんだんに使った、本当の意味でのギルトフリースイーツを試してみてはいかがでしょう。
FOOD JEWELRY「FOOD JEWELRY」
その名の通り、見た目が宝石のような色とりどりのスイーツです。
濃茶色のカカオ、深紅色のいちじく、緑色の抹茶、白いアプリコット、薄黄色のパッションフルーツ味など、見るだけで楽しいものばかりです。
砂糖不使用、グルテンフリー、添加物も不使用。
食べたときはじゅわっとほどけて、中のナッツがカリっと歯ごたえがあり、ドライフルーツとして素材そのものの味が楽しめます。
値段:1,920円(6個入り)~ (種類や詰め合わせ個数によって値段は変わります)
(参考:FOOD JEWELRY HP http://food-jewelry.com/)
Lady Bear「Lady Bearパウンドメープルピーカン」
天然甘味料専門のスイーツブランドです。
ブランドが使用する甘味料は主に、はちみつ、メープルシロップ、アガベシロップの三種類。
無添加の純粋な自然素材に拘っています。
パウンドの生地には、大豆粉・玄米粉・米粉を使用しており、グルテンフリーです。
値段:1,200円~
(参考:Lady Bear HP http://ladybear.jp/items/pound_2/)
8ablish「クッキーボックス やちよ 晴」
東京青山で人気のお店「8ablish」の中でも人気のスイーツです。
有機栽培された米粉とメープルシロップをメインで使っており、動物性食材、精製された白砂糖、麦類を使わないグルテンフリースイーツ。
最大限農薬や化学肥料を使わずに作られたオーガニック食材を使っています。
他にも様々な工夫を凝らしたスイーツがあり、選ぶのも楽しめます。
値段:2,052円(4枚×8種)~(種類や詰め合わせ個数によって値段は変わります)
(参考: 8ablish HP https://8ablish.shop/)
ホテルニューオータニ パティスリーSATSUKI「SATSUKIレーズンサンド」
SATSUKIのレーズンサンドには元々ファンが多かったですが、更にギルトフリーに進化しました。
大豆由来の植物性バターを使っており、環境負荷を低くしているのも嬉しいポイントです。
値段:2,700円
(参考: ホテルニューオータニ HP https://www.newotani.co.jp/tokyo/restaurant/p-satsuki/gift/raisin-sandwich/)
L’attelier「キャラメリゼ・カシューナッツ」
使われている素材は、フランスのブルターニュ地方で古来の製法で作られた自然製法による「ゲランド塩」、ブルキナファソで有機栽培で育てられたカシューナッツなど。
他にもアーモンド、ヘーゼルナッツ、カシューナッツの3種類があり、どれも食べ始めたら止まりません。
値段:2,200円~(種類により値段は多少異なります)
工房ふじや「ドライフルーツ」
無添加、砂糖不使用、素材を乾燥させたのみの100%ドライフルーツです。
コンビニに卸すほどの量産はしておらず、品質にこだわって丁寧に作っているため、オーガニックや自然食品に拘った専門店で買うか、取扱店から取り寄せる必要があります。
特別な方法で作られており、量販店のドライフルーツしか食べたことの無い方でも、明確な味の違いに気付くはずです。
種類も豊富で、りんご、みかん、パイナップルなど、色々なフルーツを試して楽しむこともできます。
値段:540円~(種類やパッケージにより値段は多少異なります)
(参考: 工房ふじや 公式HP https://www.kobo-fujiya.jp/)
THE MATCHA TOKYO「抹茶ペカンナッツショコラ」
チョコレートやナッツに、オーガニック抹茶をコーティングしたスイーツです。
抹茶と言えば「甘味」や「渋味」をイメージしますが、THE MATCHA TOKYOでは「うま味」と「無農薬」の抹茶にこだわっています。
一度食べると分かりますが、しっとりときめ細やかで「うま味」のある抹茶が、チョコとナッツの味を引き立てて相性抜群のおいしさです。
値段:750円~(値段は多少異なります)
(参考: THE MATCHA TOKYO 公式HP https://www.the-matcha.tokyo/)
ギルトフリーなドリンクでより健康的に!
スイーツを食べるときに罪悪感を感じる方は多いですが、意外と飲み物にも糖質や添加物は多く入っています。
スイーツを食べるときは飲み物もセット。
せっかくギルトフリースイーツを楽しむなら、ドリンクもギルトフリーにこだわれたら良いですね。
ここではギルトフリーなドリンクをご紹介していきます。
甘酒
米と米こうじで作られた甘酒は、「飲む点滴」と言われるほどの健康ドリンクです。
発酵食品の甘酒は腸内環境も整えたり、美肌効果も高いと言われています。
甘酒は糖分が多く含まれているので、豆乳で脂肪分を混ぜるなど、血糖の急激な上昇を抑える方法がおすすめです。
オーツミルク
牛乳、豆乳に続く「第3のミルク」と言われています。
欧米で人気で、最近は日本でも様々なカフェがメニューとして取り扱うなど、徐々に人気が高まっているドリンクです。
オーツ麦を主原料としており、砂糖不使用でほんのりとした甘さが特徴。
食物繊維が豊富で、カロリー・脂質も少ないです。
「牛乳は苦手」という人も美味しく飲みやすいと言われています。
ココナッツウォーター
脂肪分が高い飲み物というイメージを持っている方もいますが、ココナッツミルクは分解されてエネルギーになりやすい、植物性の中鎖脂肪酸が入っています。
疲れたときなどに飲むと、おいしく速やかにエネルギーになってくれるので、パワーチャージ用に良いです。
コンブ茶
紅茶や緑茶で栽培されたキノコを発行させて作ったドリンクです。
発酵食品であるため、酵素や乳酸菌が豊富で、腸内環境の改善に繋げる健康的なドリンクです。
その他にもビタミン・ミネラル・アミノ酸も豊富に含まれているなど、身体を若々しく保ち、美肌、髪をきれいにすると言われています。
さいごに
ギルトフリーにも様々な種類のフードやドリンクが普及しています。
手軽に買えるものから、取り寄せや限られた店舗で買えるものまで、入手方法も様々。
気になるギルトフリースイーツがあれば、気軽に試してみてはいかがでしょうか。
おいしくて身体にも良いお気に入りの商品を見つけられると良いですね。